総長とワタシ



起きあがってこっちを見たあいつの目に光はなかった。。


このとき俺はあいつに笑ってほしい、目を輝かせてやりてぇと心の底から思った。


話を終えて俺の腕の中で眠りに付いた美空をベットに運んだ。俺の服をギュット握って寝る美空の目から涙が一筋流れた。
「もう寂しい思いはさせねぇから……」
俺はそういって美空の細い体を抱きしめたまま眠った。