総長とワタシ

そんなこと考えてる自分に少し安心した。

死んでもいいかもとか思ってたのに。


静まりかえった部屋にライキさんの低い声が聞こえた。

「拓磨、隼人、出てけ」

ー…えっ…………ー

「はいはい!……隼人行くぞ!…ライキ、美空ちゃん泣かせるなよ!」

それだけ言うと2人は部屋を出た。