総長とワタシ



ライキを見送ってから私はまた眠りに落ちた。


どれくらい寝てたんだろう。部屋のドアがノックされ目が覚めた。

ライキママがお粥をもって来てくれた。

「美空ちゃん大丈夫?お粥作ってきたの!」

ライキママがお粥を差し出す。

「…うっ……」

私は突然の吐き気にトイレに走った。

「……うっ……うぇ……ハァ…ハァ」



「…美空ちゃん………もしかして……」

「あっ………ごめんなさい……」」


「…美空ちゃん、隠さないで……つらいんでしょ?」

ライキママの優しい言葉に私の目から涙がこぼれた。

ライキママは私を抱きしめてよしよししてくれた。