総長とワタシ

私たちはみんなが待ってる倉庫に戻った。

「「美空ちゃんっ!!!」」

「……ごめんなさい。」

「心配したんだよ!!」

「本当に……ごめんなさい。」

「俺なんか……もう少し入院しろって言われたけど……退院してきたんだからね!……美空ちゃんを連れ戻したかったから…俺らの中に美空ちゃんが居なくなるなんか…絶対いやだから……」
拓磨は抱きつきながら涙を拭った。

「ごめん…心配かけて……」

拓磨は首を横に振った。

「美空ちゃん。お帰り。」

私はまたこの家でみんなと暮らすと言うことを誓った。