総長とワタシ

「美空……ごめんなぁ……」


「ううん。私のほうこそごめんなさい。」


「俺は……美空なしじゃ生きていけない。……死ぬまで一緒にいたい。……だから美空に話を聞いてもらいたい。もしかしたらこんな俺嫌になるかもしれない。……だけど俺の事をわかってもらいたいから……。

話…聞いてくれるか?」

私は静かに頷きベンチに腰を下ろした。