総長とワタシ

拓磨の部屋で隼斗が立ちつくして居るのが見えた。

「隼斗っ!!」

隼斗は真っ青な顔をしてこっちをみた。

病室に着き隼斗が見ているものを見て………動けなくなった。

床にはすごい量の血が水たまりの用になっていた。

拓磨は肩をふるわせて泣いていた。

「……ライキすまねぇ……美空ちゃん……守れなかった……逆に俺が……美空ちゃんに守られた………かなりの出血であぶねぇって…………ライキ……すまねぇ……」

「…大丈夫だ……あいつは…戻ってくる…。ぜってぇ…戻ってくる」