総長とワタシ

ライキは一通り説明をしてまたゆっくり話し始めた。

「…美空。俺たちは柴虎と戦ってくる。……美空を傷つけたあいつらを潰してくる。」

「……っえ……」

「明日…夜行ってくる」

「………」

「…心配すんな!大丈夫だ!!」

「ほ、ほんと?」

「あぁ〜」

ライキは私を力強く抱きしめた。
そして……優しくキスをしてくれた。