私も順調に回復していた。 いつも拓磨が車いすで部屋にきてくれる。 「みくちゃ〜ん!……機嫌なおしてよ〜…俺泣いちゃうよ……」 「拓磨なんか知らない!!」 私の機嫌がなんで悪いかと言うと………… 診察終えて帰って来た私をいきなり抱きしめて頬にキスをしたからだ……最近一段と拓磨は私にべったりだ。 「拓磨がキスなんかするからじゃん!!」 「来たら診察で美空ちゃん居なくて………戻って来た事がすごくうれしくなって……つい。。……ほんと美空ちゃんごめん……この通り………ライキには黙っといて!!」