総長とワタシ

隼斗が拓磨を車いすに乗せて連れて来た。

「「美空ちゃんっ!!!」」

私は2人に笑顔を返した。

「マジ…よかった!!
俺のせいで……ごめんよ!……俺がすぐに動けてたら……」

拓磨は震えていた。
「拓磨…を…守れてよかった!」

「……っ美空ちゃん!…守ってくれて……ありがとう!」