総長とワタシ

私は手放した意識の中ずっと暗闇をさまよっていた。

ー…ライキ……あいたいよ………抱きしめてほしいよ……ライキ………ー









「…………っう………」

「美空?…美空っ!!」

ー…ライキ…………?なんで………泣いてるの…………ー


「…ラ………イ………………キ」
ライキは肩をふるわせ私に抱きついた。