総長とワタシ

ー…早く帰ってきて…ー



私は自分の誕生日も忘れてただひたすら帰ってくるのを待った…………。





何日この状態だったろう……。


ご飯を食べる気にならず玄関付近に腰を下ろしたまま私は祈り続けた…………。

「帰ってきて。一人にしないで」