総長とワタシ

私がジュースを買いに行って病室に向かって廊下を歩いていたら拓磨の怒鳴り声が聞こえた。
｢…誰だ、お前！！…なにしに来た！｣

私は急いで病室に向かった。

そこで見たのはベットに寝ている拓磨にマスクを被ってナイフをもった男が襲いかかっていた……。

｢た、拓磨っ！｣

ナイフを持った男と拓磨が同時にこっちを見た。

｢…っ……美空…ちゃん逃げてっ！｣
｢た、拓磨！｣

マスクを被った男が拓磨から離れて近づいてきた。
私は震えて逃げれない。