総長とワタシ

医師達が出てきた。


私は先生しがみつき叫んだ……

「拓磨はっ?…先生っ」

「落ち着いてください!」

私はライキに引き寄せられ先生から離れた。

隼斗もライキも真剣な目で先生を見つめた


「……かなり危険な状態でしたが、一命は取り留めました。あとは意識が戻るのを待つだけです」

「………うぅっ……よ……かった。…拓磨助かったんだね………よかった……ふっ…ふえぇぇぇん……」

泣く私をライキが力強く抱きしめた。