総長とワタシ

私が落ち着いたのを見て隼斗が口を開いた。


「あいつが家に帰ってる時に突然数台のバイクに囲まれたらしい。…………鉄パイプをもって……拓磨を袋にした………。2時間前に部屋を出て別れて……その直後みたいだ……。30分くらい前にたまたま通りががった人が救急車を呼んでくれたらしい………かなりの出血で……危ないと言われた………」

隼斗は怒りで震えながら話した。
私はその場に崩れ込んだ。
ライキも怒りで震え上がっていた。

そして隼斗が口を開いた…