あたしの視線の先。





――――――……




家に帰ったあたしは、

リビングの写真を手にとっていた。






あたしとお母さん、


それからお父さんが、






幸せそうに笑ってる写真。





「何でこうなっちゃったの…」





あたしは静かに写真を伏せた。









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