君とあたしと…彼。

「あァ、帰る」



3人一緒に倉庫を後にした。


「有紗、有紗」



小声で後ろから大地が呼ぶ。


「ん?」

「ゆうとした?」

「ぇっ…//」

「その顔見りゃ~したな」

「……っ」

「有紗の声聞こえてた」

「うそ…」



…声…聞こえてた!?


「うそ、うそ」

「もうっ!」


本気で怒ると大地は笑って
あたしの頭を優しく撫でた。



「大地!有紗に触れんなっ」

「有紗の王子は嫉妬深いな?」

「…だね」



大地から離れて、
ゆうの横まで走った。