君とあたしと…彼。

「と~ちゃく!」


キキーッ…と
自転車の音ともに
学校の自転車置き場に到着。



「大地、ありがと」

「おうよ!」

「帰りは…いいから」

「え?」

「今日はいいよ」



大地の瞳が何かを訴えてる。

だけど今日は
なんだから1人で
帰りたい気分なんだ。



「バレたらゆうに殴られるな」


と大地は優しく微笑み、
「気をつけろよ?」と
渋々Ok出してくれた。