なのに。俺はどうでもいいと思えなかった。 辛いんなら。俺に話せ。 寒いんなら。俺が暖めてやる。 どう思われたっていいから。傍に居させてくれ。 俺はあの時、そんな馬鹿みたいな事ばっか思いついたんだ…………。 「………………チッ……………」 こんなの初めてだ。 この俺が、誰かを思いやるだなんて………… …………もう無理だ… 「…………好きだ…。」 自分が思ってたよりも。 俺は、ずっとずっとお前が好きみたい。 「………めちゃくちゃ好き…」 ………悔しいくらい。 お前が大好きだ。