生きて。笑いたい。






嫌われてるっていっても。




それでも。誰かに想われてる事は確かなんだ







それが。


あたしの本当の理由なのかもしれない









でも。









「吉濱。」







あたしを受け入れてくれる人が、ちゃんと居る







「何?」







見つけてくれたんだ。








こんなにもちっぽけなあたしを







「…………」



「え…!?」




――――ギュッ。







あたしを見つけてくれた君は。







いつも。




あたしを救ってくれた





「神田………?…」


「…バカ…………」






あたしは。もう大丈夫。





一人じゃ無い。


受け入れてくれる

貴方が居る









だから。傷付く貴方をあたしに見せて?







「バカっ…………」



「神田………」



「…………っ」








大丈夫だなんて言わないでよ








こんな状態の君が、大丈夫なわけない。











強く抱き締めると、微かに震えていた。










そんな君が。




平気なわけ。無いじゃんよ…………