生きて。笑いたい。









「結果は………変わらないよ。」



「そう………ですか…」



「………大丈夫かい?何だか今日は…いつもより元気が無いみたいだね?。」



「………………」








俺は先生に相談をしてみた





どうしても生きたいんだ。って………







「………死にたく無いんです…」



「何言ってるんだ…!当たり前じゃないかそんなの!生きたいってのは。人間の本能なんだ。駄目な事なんかじゃ………」


「でも死ぬんだろ?」






思わず。先生の言葉を遮った






「生きたいって願っても。俺、死ぬんだろ?」



「………………」



「…………死ぬって。何でだよ…。」



「…………」


「何でなんだよ…!」








何で俺なんだって思っても。





他の人だったら良いなんて思わないんだ







分かってる。
そんなの









けど。何でだよ…






何で。俺なんだよ………







「何で………?」









臆病な自分。






当たり前の事を。当たり前に願えない自分。









「俺。生きてていいの…?」











友姫と出会ってから。もう一年以上経っていた








季節は中3の冬。



最初にあんなにあった葉っぱは、一枚も無く枯れきっていた