「あの………ここ、譲りますよ…?」
「いいですよ。後から来たのあたしだし。使っててください」
「駄目です!。一緒に使いましょう!」
ちょっと焦ってそう言うと、その人は少し笑った。
初めての笑顔は、一瞬で大好きになった。
もっと見たいな………
「分かりました。じゃぁ…隣、失礼します。」
「どうぞ」
よかった…
その人は丘を登ってコッチに来てくれた。
けどその人が近付くにつれて、俺は顔が赤くなった。
まぁ………一目惚れ?
恋が、こんなにドキドキするとは思って無かった。
この時した本気の恋。
これが俺の、初恋にして最後の…死に物狂いの恋なんだ。


