貴方の言ってる時間って……なんなんだろう







今はまだ。人生の半分も満たせない、未来のある時間なんだよね









あたしの未来って………一体………………






――――ガラガラッ!…





「………っ友姫!!」


「………………!」






お母さん………………?







何で、ここに………





やってきたお母さんは、会社から来たからスーツをビシッと着ていた








「友姫…!」



「………………」



「大丈夫…!?大丈夫よね…?!」



「………………」












あぁ。








またあたしは。未来を潰そうとしていた







『大丈夫。お母さん』









そう言えば、済むことだったから。








楽に話が終わって………、





もう、呆れてた








「友姫…この人は誰………?」



「………………」



「ひょっとして、彼氏…!?アンタ、そんなことして………悲しむのはその彼氏なのよ!?」







お母さんは吉濱と抱き合っていたあたしを怒鳴った






吉濱はうろたえながらもあたしを離す






「………そんな、友姫…もう居られないんだよ…!?」



「お母さん。」



「もう。二度とっ………………」



「お母さん!」





あたしは、 もう逃げない