進路指導室へ入ったら、琉華は
俺の手を振り払った。


「琉華...」


「先生の嘘つき!!」
琉華の目から涙が流れていた。


「何がだ?」


「好きっていっておいて先生は結局、生徒を
恋愛対象にみてないんじゃないですか!!」



「愛里花はただの生徒しかみてない。
他のやつらも、でも琉華は違う。」



「嘘だ!!」



「嘘じゃない!!俺はお前が好きだ。」



「・・・・・・。」



「琉華は?琉華は俺のこと
どう思ってる?」