「ねぇ、結夜?」 「何?」 「いつまで抱きしめるの?」 嬉しいけど... 「さぁ~。」 「さぁ~って...そういえば、この部屋は 結夜が住んでるの?」 「あぁ、親権は友子にいったし。 ...なぁ、琉華。」 「ん?」 「俺、バツイチになったけど本当に こんな俺でいいの?」 「結夜じゃなきゃ嫌。」 別にバツイチだろうが、子持ちだろうが 結夜じゃないとだめ。