家に帰ってきた。
お母さんがはしって玄関まできた。
『なに?』
杏は冷たく言う。
『遅かったね。なんかしてたの?』
笑顔で言うお母さん。
その笑顔が気持ちを楽にした。
家にはいったらねぇちゃんは1階のリビングにいた
『ねぇちゃん。』
『ん?』
『あの・・・。彼氏は?』
杏はおそるおそる聞いた。
『あー帰ったよぉ』
『そっかぁ』
なぜかほっとしてしまった。
『なになに?なんでそんなこときくのぉ?』
『なんでもないよぉ。』
なんで杏ほっとしてんの?
ばかぢゃないの?
『てか侑也くんって面白い子だね』
『えっえっ?なんで侑也のコトしってんの?』
あっ!しまった・・・。
言わないって決めてたのに。
『ちょっとあって話しただけだけら』
『ふーん。恋に発展しないかなぁwww』
コイツ馬鹿だ!
『なにいってんの!ばーかばーか』
『そこまで否定するからめっちゃあやしぃ』
『本間頭おかしいから』
なんなのコイツ!
本間言うこと言うことこわいわぁ。
『まぁいーけどぉ』
何考えてんだか・・・。
でも楽しかったな。
また逢いたいな・・・。