彼女は糸と針を持つと僕の口に向けて手を伸ばしてくる。




「やっ止めてくれ!!あっ謝るから…っ許して…!!」



僕は彼女から後ずさりして距離を離す。


ドン…。



背中に壁がぶつかった。


ーもう、逃げられない。
背中に嫌な汗が流れていく。



彼女はそんな僕を見て笑った。

「本当ねぇ。


あなたがあたしを犯した時言った言葉がよく分かるわ。


嫌がる顔は逆効果ね…」




針が僕の唇にゆっくり刺さっていく。





「あっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ーーーーー!!!!」