もしも未来を想えたら

「私は嫌だ」



 みゆきはそう言い張った。
 晴香はただ立ち尽くし、かおりは相変わらず手を温めていた。 




 昨日切った左手の傷が痛い・・・。





「あのさ」晴香が口を挟んだ。
「何?」みゆきが言った。

明らかに苛立っているでしょ、みゆき。

「落ち着いたら?」私がそんな事を言った。



「何?イキナリ」
みゆきの反感を買ってしまった・・・。


「ごめん」
謝るのが一番。


「でさ、私の意見なんだけど、私も嫌だ」


「え?晴香・・・」
「だよね~」