もしも未来を想えたら

今日もなんとか授業が終わった。
 これからは、また闇の世界。

 真里菜ぁー
 真里菜?


アレ?


 かおりが見つけたのは、健悟と楽しそうに話している真里菜だった。
 それを見た瞬間、かおりはどきっとした。

 あんな真里菜は見ないから。

 私と話していてもあんなに楽しそうに話してはくれないから。

 目を背けるしかなかった。

 
 ふと、視線をもう一度そこへ持っていくと、今度はシリアスな顔をして話しこんでいた。
 なんだろ?
 でも、また不安になった。
 悩み事なんか、された事がないから。
 真里菜はいつも、にこにこといい話しかしないから。
 ちょっとびっくりだった。