朝を迎える 当然眠ることなどできなかった 莉亜奈はまだまだ起きる気配はない 小さな寝息はいつまでも続く 俺は立ち上がりタバコに火をつける 『仕事行きたくねぇなぁ』 『おはようございます、隼人くん』 『うぉぅびっくりしたっ』 『お世話になりました。すぐ行かなきゃ』