【K.A】Alice in a BoX

「っていうか、いつまで抱きついてるつもりなのよっ!」

ありすがバキッとラビーの顔を殴る。

「あはは、気づかれちゃいましたか」

そう言って、パッと手を離す。

「それよりありす。お腹がすいているんじゃないですか?」

ふと言われ考えてみる。

「そういえば、朝から何も食べてな…」

ぐぅーーー……

豪快なお腹の音に、ありすは顔を真っ赤にする。

「正直者ですねぇ」

ラビーは笑って言うと、では、とテーブルの上をこんこんっと指で叩いた。

次の瞬間、まるで手品でも見ているかのように、次々と豪華な食事に飲み物が現れた。

「すごーぃ…」

感心するありすの手を引き、ラビーは席へとエスコートしてくれた。

「さぁ、ありす。どうぞ召し上がれ」

「ありがとう」

ありすはニコッと笑って、目の前にあったパンを手に取り、一口かじった。