いつの間にか私は自分のベッドにいた。
どうやって帰ってきたのかさえ覚えていない。
カフェでの記憶はあまり残っていない。
ただ、美玲と駆なんだか望なんだかよくワカラナイ二人が喋ることに相槌をうっていた。
美玲が幸せそうに笑ったとき、ああ私は間違っていなかったのだと思ってホッとした。
これで良かった。
昨日、生まれたこの感情などきっと明日になったら消えてしまう。
だったら、どうしてこんなに苦しいのだろう。
どうしてこんなにも涙が溢れてしまうのだろう?
フカフカの枕に顔を埋める。
考えれば考える程、頭の中が修復不可能な糸の様にこんがらがって訳が分からなくなってくる。
――その日は泣き疲れて寝てしまった。
