頭がズキズキと痛んだ。 まるで私が考える事を拒むように。 何も考えられない。 どういうこと? 一条駆……―― あんたは誰だ。 そして目の前にいるお前は誰だ。 双子? 否。 私の本能が違うと告げている。 コイツは私が昨日一緒にいた一条駆だ――― 「………心花?心ここにあらずって感じだけど大丈夫?」 はっと現実に引き戻される。 背筋に暑くもないのに汗がツーっと伝ったのが分かった。 いつの間にか二人は注文していたらしく、飲み物が運ばれていた。