バキバキバキ…――― 木に近づこうとした瞬間どこからかボールが飛んできて木に当たってしまった 当然、木は折れてしまい美しい姿は、もう跡形もなく消え去っていた 「……っ、そんなっ!!どこからこんなボールがっ!!」 瞬間、私にあのキオクが蘇る――― 母親の笑顔、温かい手、沢山の綺麗な桜たち――― そのキオクが折れた桜と同様に粉々になってしまった気がした .