そう、とてもシアワセなユメだった 芦原財閥となると父親だけでなく母親も忙しくて、滅多にかまってくれなかった あの日は私の誕生日ということもあり、特別に近所の森林公園に連れてってもらったんだっけ…―――― 今となっては本当にあの出来事は夢だったのではないかと思う 夢でもなんでも構わない だって私にとって、母親とのキオクはこれくらいしかないのだから。 ぼんやりと考えながらまだ寝たいと訴える体を無視して無理矢理起き上がる .