「…出口がないわ。」
そうです。この部屋には外に出る扉がなかったのです。
「困ったわね、外に出れないとコスプレ少年を追いかけられないわ。」
そして外に出る手がかりを探すべく周囲をくまなく探していると小さな扉を見つけました。
「やったぁ!!これで外に出られるわ♪
いざ外の世界へ!!
……ってアホか!!こんな小さな扉通れるわけないだろうが!!
あらやだ私ったらいつも丁寧語で喋ってたのにこんな所でボロが出るなんて(テヘペロ
まぁ読者にバレたならもう丁寧語なんて使う意味ないから使わなくていっか☆」
とまぁアリスのボロが出たところで本題に入りましょう。
「マジどうやって外に出るんだ…
……!!!あっそうだ扉が小さいなら私が通れるように扉をデカくすればいいのか」
アリスは大きく息を吸い込むと同時にかかとを後ろに引き思い切り扉の周りの壁を蹴り破りました。