ETERNAL LOVE

「さては、さっき、ホールで会った人のこと考えてたな。」
ギグッ
なんで、そういうことは、なんですぐにわかるの~(>_<)
「そんな、訳ないじゃん。」
「ある。だって、いつもなら、あたしと一緒に、はっきり物事を言うまろんが、何も言わないんなんてあり得ないもん。」
「それに、エレベーターの中でもなんかメロメロになってたんだよ。」
「メロメロなんてなってない。絶対になってない。」
「なってた。」
「なってない。」

~都~
も~、まろんは、意地張っちゃって、素直じゃないんだから。
しょうがない。押してダメなら、引いてみるか。
「でもさ~、さっきの人カッコ良かったよね。あたし惚れちゃった。狙っちゃおかな。」
これでどうだ。
「え、だ、だめ。」
ほら、きた。
「なんで?」
「だ、だって」
「だって、何?」
「たぶんだけど、好きになっちゃったんだもん。」
ぷっ
引っかかってるし。
「な、何笑ってんのよ(>_<)」
あ、さっき笑っての出ちゃたんだ。
その前に、この子あたしが委員長が好きなこと忘れてんじゃないの?
「ごめん、ごめん。その前にまろん、あんたさぁ、あたし委員長の事が好きなこと忘れてない」
「あ///」
「だ、だましたわね(+o+)」
「だって、まろん正直に話さないんだもん。意地悪したくなっちゃうでしょ。ま、うすうすきずいてたけどね。」
たぶん、この子あの人に本気の恋を絶対するな。
はぁ~、あたしが一肌脱いであがましょではないか。
「都~、まろんちゃん、夕食のしたくができましたよ~」
あ、お母さんだ。
よし、いくとするか。いじけているまろんさんもつれてさ。
「ほら、まろんいつまでいじけてんのよ。ほら、お母さんが呼んでるから行くよ。」
「は~い。」

~まろん~
その後、私は、都のお母さんが作った夕食を食べて、いつものように都と一緒に課題をやってから自分の部屋へと向かった。
ガチャ
「はぁ~、疲れた。」
やっぱり、誰もいないのって淋しいな。
「さてと、お風呂にでも、入りますか。」

カポ~ン
「ふ~、さっぱりした。」
それから、私は、冷蔵庫から牛乳をコップにそそいでベランダへと向かった。

でも、今の自分の姿も気にしない向かったことに恥を知ることになるとも知らないで