ETERNAL LOVE

俺は、大和と一緒に近くの商店街に行った。
「あ、そういえば」
なんか、思い出したように大和が話し始めた。
「今日、まろんさんを見かけましたよ。」
「は、どこで。」
「マンションの前に車で誰かと一緒に出かけてましたよ。」
「は。どんな奴と」
「それまでは、分かりませんよ。すぐに行ってしまったので」
「は~、お前の眼は節穴か。それともビー玉か」
俺は、少しキレ気味で大和に言った。
「そんなこと言ったって、しょうがないでしょ。」
ま~いいや。後でまろんと話せばいいし。
俺はその時に、行かなければよかった後悔することも知らないで商店街へ向かった。

~まろん~
今、憂君の車で、近くの商店街で、買い物をすることになった。
いろんなところ行くから、車でないとちょっと不便なので車で行くことになった。
「あ、憂君あっちのお店に可愛いのがあるんだよ。」
私は、前に都と買い物に来た時に都とお揃いで買おうと思ったんだけど、最終的には、お互い違うものを買ってしまったんで、誕生議プレゼントにしてあげよう思ったんだ。
「ふ~ん。なんか、まろんのことだから、前に買いそびれたとかじゃないだろうな。」
ギグッ
なんでそんなに、勘が鋭いの。
「あ、そうなんだな。まろん」
「うん。お揃いで買おうと思ったんだ、都と」
私は、正直に話した。そしたら、
「分かった。あそこで買うか。」
「え、ホント。」
「ぁあ。本当だ。」
それから、私と憂君は、お店に入り、買いたがっていたピアスを買った。
そ~、前に可愛いと思ってて、都も同じこと思ったみたいでお揃いで買おうと思ったんだけど、買えなかった奴。