ウィーン←自動ドアが開く音。
「え~と。あ、あった、あった。」
「都参考書あったよ。都のほしかった本みつかった?」
「え。あ、うん。あったよ。」
「じゃ~あ、買いに行こう。」
「そうだね。」
ピッ、ピッ。←レジの音
「よかった。参考書が買えて、どうしてもわかんないところがあってさ」
「あ。ね~都あれって、委員長じゃない?」
「え。うそ。あ、ほんとだ。」
「声かけてみようか。」
「え、いいよ///」
「いいから、いいから。」
「おーい、委員長」
「あ、こら、まろん。」
「え、あ。桜井さん、木下さんこんにちは、」
「うん。こんにちは、」
「こ、こんにちは///」
「委員長は何買いに来たの?」
「あ。僕ですか?僕は本です。」
「あ、そうなんだ」
はぁー、都たら、顔赤くしちゃって。て考えていたら、
ぐい。腕を引っ張られた。
「じゃあ。い、委員長。ま、また、明日ね。」
「え、あ、ちょ、ちょっと都」
はえ~
ハアハア、ハアハア。
「もう、どうして、声なんてかけちゃうの<(`^´)>」
「ごめん。だって、都てば、ぐずぐずしてるんだもん。」
「だもん。じゃな~い。」
「ま~いいじゃない。」
「うん。そうだね。」
ガチャ←ポストを空ける音。
はあ~、やっぱり入ってなかったか。
「まろん、今日も送られてなかったの。」
「うん。」
「大丈夫だよ。きっと、待っていれば、おくってきてくれるよ。」
「うん。そうだね。」
「そういえばさ、さっきから気になっていたんだけど、空の段ボールがあるんだよ。」
「そうなんだ。あ。都余計なことしないでよね。」
「なんで?」
「あんたがぁぁぁぁ」
ゴトゴトゴト。
案の定やりやがったとこいつはぁぁぁ。