~まろん~
私、桜井まろん高校二年生、両親は私が小さいころから忙しくて、外国へ行ったきり帰ってきていないので、只今一人暮らしをしています。
今、こんなに呑気に自己紹介をしていられるのは、私は、今幼馴染に待たされているからである。
「みやこ~早くしないとおいていちゃうぞ~」
そう、都こと、木下都に待たされているのだ。
「ごめん~まろん(>_<)」
「もう~早くしないと先生に怒られちゃうよ(>_<)」
「うん、そうだね」
私たちのマンションから桜川高校(私たちが通っている高校)は、徒歩で5分した所にある。
ほら、説明をしていたらもう着いちゃった!
がらっ←教室のドアを開ける音
「ギリギリセーフだね。まろん」
「ほんとだね」
「ほんとギリギリセーフだったな。お前ら」
『(+o+)』
「ほら、ばかみたいな顔をしてないで、さっさと席につけ。」
『は~い』
・・・・・・・・・・・・・・・・放課後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
学校帰りってか、時間経つの早っ。
チラッ
私は、呑気にアイスを食べている、都の顔を見ていた。
チラッ
「はぁ~」
「ん?どうしたの?まろん、ため息なんかついて??」
呑気なやつ、あんたのせいで先生にあの後呼び出されて、怒られたっていうのに<`ヘ´>
「別に、あ、そうだ、都本屋寄っていていい?」
「ん?別にいいよ。また本でも買うの~」
「うんん。違うよ、今日は参考書買うの。」
「ふう~ん。ま、いいや。あたしもほしかった本あったし」
「そ。てか珍しいんじゃない。都が本なんて読むなんて」
「む。し、失礼な<`ヘ´>」
「あ。まさか委員長になんかお勧めしてもらったんだ~」
「/////」
「あ。そうなんだ。へえ~、仲いいね。」
「ち、ち、違うよ。断じて違います。」
「何噛んでるのよ(>_<)」
あ、紹介遅れちゃったね。委員長て言うのは、私のクラスの学級委員の人で、「吉川大和君」って言って、都の好きな人なの。でも、委員長には別に好きな人がいるて言う噂なんだけど、結構学校の中でもモテてるんだよ~
そんなことしている間に本屋に着いちゃった。