~椎空~
まろんの部屋が騒がしかったので、耳を澄ませていたら、急に扉を開けて、出ていった音をしたので、のぞいてみたら、まろんが急いでエレベーターに乗り込んだのを見た。
気になった俺は、ついて行ってみることにした。(隣にあるエレベーターに乗って)
そしたら、メールボックスの所で悲しそうな顔をしているまろんを見つけた。

そういえば、初めて会った時も、メールボックスの所にいたな。
俺は、誰かから手紙を来るのを待っているかと思った。
まさか、彼氏?
そう思ったら、胸がものすごく痛んだ。
はぁ~、俺、マジで惚れちゃったんだ。
でも、そんなこと予想もしないで初めて会ったときにあんなこと言っちゃったからたぶん、いや絶対にまろんは、俺のこと嫌いなんだろうな。
でも、メールボックスを見て、悲しまないようにしないと
思いながら、何かいいアイディアがないか考えながら、部屋に戻った。

~まろん~
やっぱり来ていなかった。
お父さんとお母さんからの手紙。
もう、ずっと待っているのに全然来ない。
はぁ~、部屋に帰ろう。
私は、部屋に戻って寝室に行き、ベットで寝た。