ETERNAL LOVE

「ねぇ~、委員長。」
「はい、なんですか?桜井さん。」
「確か、委員長の家って、私たちのマンションの少し先の所だよね。」
「あ、はい、そうですけど」
「ちょ、ちょっとまろん何言ってんのよ。」
「え、だってついでだから、委員長も同じ方向だし、三人よりも四人方が楽しいでしょ」
そんなことを言いながら、東條君にも聞いた。
「ね~、いいでしょ。東條君」
「別に、いいけど」
「ほら、東條君も了解してくれた事だし、ね、都お願い」
私は、上目使いで都を見て、言った。
はぁ~とため息をついてから都はいいよと言った。

~都~
はぁ~、ホントまろんたら、お節介なんだから。でも、まろんにあんな顔で頼まれたら断れないのよね。
そのおかげで、あたしは、委員長と一緒に帰れることだし、ま、いっか。
でも、ずっと気になっていたことが一つだけあるんだよね。委員長まろんと話している時いつも顔赤くてし、話しているんだよね。
こないだなんて、あたしが委員会で遅れて、まろんを教室で待てたせている時なんて、まろんは、委員長のこと好きでもないと思うけど、なんとなく気になるんだよね。
はぁ~
あたしは、築かないうちにため息をしていたことをまろんに見られて、まろんが「どうしたの?」と言いながら、心配そうな顔をしていた。
あたしは、「なんでもない」と言って、さっき思っていたころを忘れた。

~大和~
急に桜井さんに一緒に帰ろうと誘われた。
桜井さんには、僕の気持ちを話してあるからだからと思う。
そう、僕は、木下さんの事が好きなんだ。
気付いたのは、一年の時からだった。僕は、木下さんに少しでも近づきたかったから、チャンスだと思い、一緒に帰ることを承諾した。
でも、きっと、木下さんは、今日転校してきた東條君みたいな人の方がいいのかな。←自分がモテているという自覚がない。