「見た、見たぁ?」 「見たーっ!超〜カッコいいしっ☆ 誰待ってんのかなぁ?」 「ねーっ。メッチャうらやましー!」 そう言いながら、あたしの机の横を通り過ぎて行くクラスメイトの女子に。 少し誰の話をしてるのか気になりながらも、帰る準備をする。 カバンに荷物をつめていると、トイレにたっていた裕子がバタバタと足音をたてて走って教室に戻ってきた。 「ちょっ。恋華っ!見た?」