少し大きな声を出した優斗。

「あるよ。いきなりどうしたの?」

アタシはびっくりした。

「何となくお前がそうやってシュークリーム食ってるとこ見たことある気がしたから。」

もしかしてアタシの事思い出してる…?

「アタシの事思い出したの?!」

アタシは思わず立ち上がった。

「思い出す…?」

優斗はまた難しい顔をしてアタシに問い掛けた。

「そうだよ!アタシの事忘れてるの!思い出してよ…。」