由香の思いつきでパーティーをやることになった。
「よし、買い物に行こう愛莉。ミントは待ってな。」
「いってらっしゃい。」
ミントは無邪気に手を振りながら見送った。
なんで私が居候的な人の為に買い物に行かなきゃ行けないんだ……と、心の隅で思いながらも、由香は一度決めたことを取り消したりしないオンナノコなので、言っても無駄。
なので諦めた。
私達は学校の近くのスーパーにきた。
「なんか肉に似た安いもん売ってねぇかな。」
何故か最近由香の口調が悪くなってきた。
顔は美人なのに。
と思いながら由香を見た。
うん、やっぱり美人だ。

