「そう。名前は?」
「圭。ミントて呼んで♪」
「は?なんで」
「なんでって……ミントガムが好きだから?」
「いや、意味分かんない。歳はいくつ?」
「高3。」
「へえ?で、なんであんなとこいたの」
「…………え、えーと……………家出?」
「はぁ?高3にもなって家出?うけんだけど」
思わず吹き出しそうになった。
しかもこんな誠実そうな人だとさらにうける。
「うっせ。笑うなよ」
ミント…が照れながら怒る。
「で!そっちは!」
頬を赤らめたままミントは続けた。
「名前!教えてよ」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…