「龍司クンってお母さんと同じ病院に入院してた子でしょ?
まだロクにしゃべることさえできない人なのよ?
意識が戻ったとしても後遺症が残るかもしれない。
身体障害者のお父さんと若すぎるお母さんを持った子供の気持ちも考えてあげなさい」
「死ぬよりゎまし!!
それに龍司をそんな風に言わないで!!
龍司ゎすぐ元通りになるよ!!
だって龍司ゎ強いし、私を困らせたりなんかしない!」
「なにがわかってそんな口きいてるの!
まだあなたは子供なのよ?
子供ゎ子供を育てられない!!」
お母さんゎ頭に浮かんだことを全部口にだしていってきた。
思ってもないことを。
でも、そのときの私ゎそれを全部ストレートに心に吸い込んでしまった。
お母さんの言うとおり、私ゎまだまだ子供。
一人じゃなんにもできないかもしれない。
でも、このおなかの子、つまり龍司と私の子を必死に守りたいの。
生んであげたいの。
お母さん、どうかそれをわかって?

