「龍司っ!!」
厚いガラスで区切られたその部屋の中に龍司らしき人がベットの中で眠っている。
私にきずいた看護婦さんが走りよってきた。
あなたがさっきの・・・
吉岡さまの彼女さまですか?
「そうですけど・・・
この人、本当に龍司なの?!
嘘でしょ?なにかの間違いよ」
「携帯を確認させていただいたところ、
吉岡龍司さまと分かりました。
そういって看護婦さんは私に龍司の携帯を差し出してきた。
確かに龍司のものだった。
「嘘よ・・・なんで?なんで龍司が・・・」
「今は意識不明の重体です。
おそらく今夜が山場かと・・・」
「そんな・・・
私のせいだよ・・・
私が龍司を呼び出したんです
「助けて」って。
きっと龍司ったら急いで・・・」
「あなたも何かあったんですか?顔にまでキズが・・・」
「お母さんが倒れて・・・
ココに運ばれてきたんです
それで私も追いかけて。そしたらおもいっきり足がもつれて顔から地面にぶつかって・・・。
それで龍司に電話したんです。
私があの時龍司に頼らなければ・・・。」
「いまさら後悔したって何も変わりません!
私も応援するんで龍司さんが回復するよう祈りましょう!」
「はい!ありがとう・・・」

