恋愛至上主義

校長室を後にした私は
藤堂先生の後ろを金魚のフン
のように付いていった。

「はい。じゃあ、ここが、
桐谷先生の机ね。ペンとか
は適当にあるの使っていい
から。」

職員室にいた先生方への挨拶
を済ませた、私は机に案内
された。

「よし、授業始まるから、
行こうか。」

藤堂先生に促され、職員室を
出る。

「桐谷先生は、僕の担当する
生徒たちのサポートをして
もらうからね。まぁ、生徒
たちの中には、少々やんちゃ
なのがいるけど、桐谷先生
なら大丈夫でしょ。」