尋ねた、青年は背が高く
切れ長のアーモンド型の
目をしていた。

「あっち。」

せっかく、下手に出て
聞いてやったのに、愛想の
ない答えが返ってきた。

「あ、ありがとう。」

青年が指差した方に
とりあえず行くと職員室が
あった。

なんだ、あったじゃん。