「知ってるよ…… 弁当を2つ持ってきちゃったから届けにきた」 「あ……ありがと」 光太が持っていた弁当箱を受け取る。 「じゃあ、俺行くから」 光太は席から立つと大きな伸びをする。 そしてもう一度目をこすった。 「あ……そうだ」 教室から出ようとしていた光太の足が止まりあたしの方を見て手招きしてきた。 え……なに? 光太に近づくと 「傷…………お大事に」 照れくさそうに言う光太。 そんな光太が大好きです!!!!!! こんなバカな姉を許して…………。